2008-07-21

D-40を下取りに出してD-300

 (本日の更新、カメラに興味がない人は、読み飛ばしてください。m(_ _)m)

 先日、ちょこっと書きましたが、Nikon D40を下取りに出して、D300を購入してしまいました。(^^;(道楽者と言われても仕方ありません…そのお言葉、もはや甘んじてお受けいたします^^;)
 別にD-40に不満があったわけではないのです。むしろ、小さくて軽いのでポータビリティもいいし、それでいて写りも全然悪くないし…実際、現時点でも気に入ってます。

 では「なぜ?」…と言いますと、「D40」という機種には(小型化の為、ボディ内に)モーターが内蔵されていない為、レンズ内にモーターが内臓されている最新のレンズしか「オートフォーカス」で使えないのです。 そう古いレンズは「AF」がダメなのです。(ちょっと古くても殆どダメです…)

 なので、シグマの50mmの明るい短焦点レンズ、ニコンマウントが発売されたら欲しいなぁ…と思ってみたり…タムロンのSP AF 70-200 F2.8なんてレンズもいいなぁ…なんて思ってもみたり…中古で対応できないので、つい新型のレンズが欲しくなってしまうのです。

 でも、よくよく考えたら親爺の古いカメラセットにほぼ同じレンズ群が皆あったはずです。(実際、本体買うよりレンズを買い出したらそれこそ一桁違う泥沼状態になります。)

 ということで、押入れの奥に仕舞いこまれていた親爺の古いアルミのカメラケースを開けてみたら、それこそぞろぞろと出てきました。(^^;

 例えば、これ!

 「NIKON ED AF NIKKOR 80-200mm F2.8
 埃まみれの黒い皮革の凄く立派なレンズケースに入ってました。「Nikon F4」と一緒になっていたので多分、20年位前のレンズだと思います。一目見ただけで安いレンズとは思えません。当時いくらだったかは知りませんが、「D300」本体よりも高かったかもしれません。

 それにしても、望遠ズームがやたらとあります。F4通しのNIKKOR 70-200mmとか、シグマの50-120mmとかNIKKOR 180mmF2.8とか…一目でもはやジャンク化してしまったようなレンズがゴロゴロと…出てきました。でも、D300ならみんな使えます。(まあ、使わないかもしれないけど…^^;)

 なので80-200mmF2.8で試し撮り…

 古いレンズですので、微妙に絵がソフトになりますが、これも「味」というものでしょう。(^^;

 25mmF2とか35-70mmF2.8なんてNIKKORレンズもありましたが、こいつらはカビが凄すぎでした。胞子振りまきそうなのですぐにバッグに隔離です。(これらは多分、無理でしょう…)

 で、また別のカメラバッグを探したら、くりまんじゅうの眼に留まったのがこれでした!

 「Nikon F2」です。いや、カメラよりもそれについていたレンズの方です。
 「NIKKOR 50mm F1.4」。何故か無傷、カビの発生なども一切ありません。

 なので、さっそくD300に装着してみました。
 35年ほど前のレンズですから、勿論、非CPUレンズでオートフォーカスなどまったく効かないマニュアルフォーカスレンズです。

 でも…実に楽しいレンズです。開放では針の先ほどピントが合いませんし、それをマニュアルフォーカスでやれっていうんですから、撮り難いのは事実ですが、それが不思議と楽しいのです。(こいつは新しい眼鏡も買い替える必要があります…^^;)

 もし、これが新しい最近のレンズだったら「こんなこと、馬鹿らしくてやってられん!(怒)」となるのでしょうが、自分の歳より長生きしている35年も前のレンズだと思うと(あっ、すみません、軽く嘘をついてしまいました。m(_ _;)m)…妙に可愛くなってしまうのが実に不思議です。^^; (ひょっとして「馬鹿」の領域に足を踏み入れているのでしょうか?)

 なので意味もなく…飲んでいた手元のコーヒーカップを撮ってみたり…

 車の中でも、こんなペットボトルなんぞも撮ったり…

 夕焼けなんかにもカメラ向けちゃってみちゃたり…

 またまた、お土産に貰ったガラスの飾りものに…

 ドコモ茸寄せてみたり…(^^;

 挙句の果てにはトイレの中も撮っちゃったり…して… ^^;
 ピンボケ写真連発しますが、デジタルなので、んなものメモリ削除すればいいのでお気楽です。

 とうことで、D300にはずっと「NIKKOR 50mm F1.4」が付けぱなしになってます。(^^;
 なので、当然、未だにブログ掲載写真に一度も使われていません。(あっ、上の写真が初めてだ!)

 微妙にでも「動いている」ものはダメですが、風景や完全に静止しているものならいいですね。

 でも、これを書いていてふと気がついたことがあります。
 そう、こうなると今度は「中古レンズ」の沼に足を踏み入れそう…です。(^^;
 やばいです。実にやばいと思います。

2 件のコメント:

  1. お父さんのレンズ資産があるとはうらやましい限りです。その意味ではNIKONの選択は間違っていなかったと言うことですね。
    カビですが、これはと思ったレンズはカビ取りやレンズ交換などもメーカーに相談してはいかがでしょうか。金額によってはデジタル専用に設計された最新のを買ったほうが良い場合もあるようです。
    私も時々20年前のレンズを引っ張り出して使っています。

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  2. 遠回りして、結局D300を買うのならば、最初からそうしておけばよかったのでしょうが、遠回りしたからこそ、という言い方も出来るかもしれませんね。(自分で聞いても、言い訳に聞こえます・・・^^;)

    けれど、実際、D300・・・重くて重くて・・・
    山歩きにはあまり持ちたくないカメラです。^^;

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