2008-07-02

クリーニング展示会など

 6月の最終日曜日(6/29)、この日は前橋にある取引先でクリーニング機材の『展示会』があるというので、小雨降る中、(ガソリン使って^^;)行ってきました。
 まあ、しかし、こう何もかもが高騰しつつ、景気もすっかり落ち込んでいる時代ですから、そうそう新しい機械など買えるものではありませんし、とりあえず、現状設備投資の予定もないのですが、(招待のご連絡もあり)、一応、後学の為もあって出かけてみました。

 クリーニングの機械など一般の方からすれば、面白くも可笑しくもないでしょうが、逆にいえばそんなもの、殆ど見る機会もないと思ったので、簡単にご紹介いたします。

 これは「ワイシャツのプレス機」です。こういうのに着せて仕上げます。

 写真はシングルボディタイプですね。シングルボディの場合は、一般的に一人の人が、二つの機械を受け持つ形になります。

 こういう機械で襟袖プレスをセットし、そのプレス中にボディプレスをセットするわけです。その繰り返しです。
 これが、ダブルボディというタイプだとワイシャツを着せるボディが2つあり、それがぐるぐる回転します。要するに一つにセットしている間に裏側でもう一つをプレスし、セットが完了するとぐるりとまわってプレス済みのワイシャツを外して、また、別のワイシャツをセットするわけです。(大量に仕上げる工場向けの機械です)

 同じような機械ですが、これはジャケットやブルゾンなどのドライ品ようの仕上げ機です。これに着せて、ボタンを押すと中から蒸気が噴き出て一気に仕上げてしまうのです。

 「クリーニング屋さん=アイロン」というイメージを持っている人が多いですが、実はアイロンの出番はあまりありません。本当に細かい手直しや機械に掛からない特殊な品物の場合のみ使われます。
 お値段も出ちゃってますが(^^;、この価格、安いと思われますか?それとも高いと思われますか?妥当ですか?
 実は上のワイシャツのプレス機と比較すると激安です。こちらは「軽自動車」、上はレクサス…とは言いませんがクラウンくらいでしょうか。(苦笑)

 お値段と言う話になれば、例えば洗う機械(ドライ機)となると、いきなりこんな価格になってしまいます。こうなると、レクサス超えて高級ベンツです。
 もちろん、この機械だけでは済みません。これを動かす為の様々な周辺機械が必要になります。なので、もはや家が建ちます。^^;
 ちなみにこのタイプでどのくらいの量が洗えるかと言うと「20kg」。家庭用洗濯機でもいまや「9kg」なんて大型タイプが出てますので、約倍程度なんです。まあ、仕組みも丈夫さも全然違うのは事実ですが…

 もちろん、もっとリーズナブルな洗濯機もあります。

 左がワイシャツなどを洗う水洗用の洗濯機、右がドライ用の洗濯機です。同じドライ機で上の機械と価格が6,7倍も違うのは何故?と思う方もいらっしゃるでしょうが…もちろん、その理由もあります。けれど、専門的になってしまうので、それは今回はパス!(笑)


 まあ、一ついえることはクリーニングの料金ってこんなところにも差があったりするのです。

 ホースが付いた作業台のようなこれは、「シミ抜き機」です。ごちゃごちゃしていて少し見難いですが、上からピストルのようなガンがぶる下がっているかと思います。それで汚れを打ち抜きます。
 下に置いてある吸引機がホースを経由して汚れや溶剤、薬剤をバキュームします。


 一家に一台あると非常に便利です。(笑)
 もし、必要ならここからどうぞ。http://www.sunkyoto.com/index.html

 ちょっと珍しいところではこんなものもあります。

 布団真空包装機です。
 テレビショッピングなどで掃除機を利用するやつが売ってますが、簡単に言えば、それの業務用です。けど…価格が…(^^; 布団専門ならともかく、一般衣料のクリーニング屋にはちと荷が重い機械です。

 その他にも、まだまだ沢山展示されていましたが、とりあえずこのくらい…
 そうそう、機械でなく資材で眼を惹いたのがこれでした。

 エコバックです。
 省エネ、環境問題、原油高騰の時代ですから、こういうのも必要な時代になってきました。

 どうでしょう?皆さんなら、クリーニングに利用しますか?

 結局、メーカーの人や資材商の営業の人たちと話をしたりもしていて、お昼頃から3時間ほど見学してきました。で、帰りに高崎駅前(東口)を通ったら…

 「げげげっ、なんだ、あれ?」というような巨大な建物が!


 今月11日にオープンするヤマダ電機の「LABI1高崎」でした。


 地下2階・地上12階建て。4階から地下1階の売り場面積はなんと20800㎡というお話らしいですから、ヤマダ電機では全国最大(大阪市「LABI1なんば」と同程度)。ヨドバシの横浜店や秋葉原店とほぼ同じ規模になるそうです。(いくらお膝元の群馬とはいえ、高崎にそんなの造って人が入るのかぁ…なんて、いらぬ心配しちゃいます!)

 ちょっと調べてみたら、家電だけじゃなく、ブランド品やスポーツ用品やオモチャなんていうのも売るんですね。ついでに5階には飲食店が17店舗がテナント入居。さらにコンサートにも使えるイベント広場も店舗の内外に設けるそうです。

 コンサート会場ではこんなことをやるらしいです。
 http://www.takasakilabi.com/eve_gate/index.html

 本社機能も前橋から高崎に移動します。当初、横浜市のみなとみらい21地区への本社移転を考えていたそうですが、横浜市が交通渋滞などを懸念してこれを拒否。よって、高崎駅東口に決定したというお話も見聞きしました。高崎市ラッキー、税金だけでも凄いしょうね。^^;
 JRの高崎駅から直通入り口設けたり…新幹線利用で長野や埼玉の顧客も狙っているそうです。

 それにしても、群馬らしからぬ巨大ビルにくりまんじゅうもビックリまんじゅうでした。

 この後、くりまんじゅうはビックカメラに少しだけ寄り、そして「展望の丘」(鼻高)へ行ってきましたが、けれど、そのお話はまた後ほど…(^^)

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