2008-09-29

ぶ~この実家へ墓参り その2

 道草を食ってしまいましたが、それでも12時半頃にはぶ~この実家に着きました。
 ちなみにぶ~こは朝から先に行ってました。

 車を停めて、まずはミルクにご挨拶。

 ぶ~この実家にいるミルクは今年8歳になるゴールデンレトリバーの♀犬です。ちなみにくりまんじゅうはミルクのことを「クロコップ」と呼びます。(ぶ~こがミルクをミルコと呼ぶので…いつの間にか(格闘家ミルコ・クロコップから…)クロコップになったという実にくだらない理由です。^^;すみません・・・)

 しかし、なんだか、お前、年寄りっぽくなったなぁ…(笑)

 ぶ~この実家は昔から代々続く専業農家です。なので、なかなかレトロです。
 もちろん、今では家の中にもありますが、こんな外トイレもあったりします。

 くりまんじゅうの母親の実家もそうだったので、経験があるのですが、子供の頃、夜、こういうトイレに行くのが凄く怖かったのですよね。遠い昔、母親の実家に行くと、出るものも出なくなっちゃうほどにびびってました。(^^;
 でも、こんなレトロさが今では大好きだったりします。(いいよう!)
 (ちなみに、ぶ~この実家の敷地を流れる小川には今でも蛍がいるんですよ。すっごいですよね。夏などとてもきれいです!)



 さて、本日は平日、仕事もあります。なので、あまりゆっくりもしていられないので、ご両親に挨拶だけして、早速、お墓参りです。意外と近くなのでミルクも一緒に連れて行くことにしました。

 裏山へと続く細い坂道を上がっていきます。



 群馬(西毛地区)ですので、やっぱりこの辺りはこんにゃく畑がメインです。



 山側の雑草の中に咲く彼岸花。

 しかし、それにしても異様なほどに「銀色」です。
 実はこれ、『農薬』なのだそうです。(^^; 詳しいことはあまり知りませんが、こんにゃく(芋)は特に大量の農薬を使うのだそうです。正直、ちょっとビビリました。(そう言えば、横野平で見たこんにゃく畑も異様なほどに銀色でした。^^;)

 爽やかな秋の天気ですが、日向は日差しが強く、その下の坂道を歩いていくと汗が出てきました。(^^P;;; けっこうきつい上りです。

 お墓は実家のひとつ隣の裏山の山腹にあります。(といっても、ぶ~この実家のお墓が山腹にあるのであり、実際は山頂付近まで、そのひと山全体が墓地になっているそうです。それ以上奥へはぶ~こも行ったことがないそうです…実際、その先は見るからに危ない雰囲気を醸し出しています。)
 かなり、すごい場所です。(^^;
 依然、義父に聞いた話では、ぶ~この先祖がここに住み着いてもう450年ほど経つそうです。
 軽く言いますが、450年と言ったら…戦国時代です。
 なので、武田の上州侵攻の時には、ここから戦に借り出されたという言い伝えがあるそうです…

 これが一番当たらしい墓石です。

 この墓石の文字が見えるでしょうか…
 「明治三十三年」という文字が刻まれています。この墓石は昭和16年に作られた現在の墓石の次に新しいのですが、それ以前に使われていた墓石が七体、傍に並んでました。
 一番古いものはもはや角がすべて風化して、原形をまったくとどめていませんでした。 450年とはそんな歴史です。


 ミルクも座って墓石に手を合わせてます。

 なんだかとても嬉しそうです。

 それにしても、いったいどうやってお参りするのだろう?というような場所にお墓があります。それもあちらこちらにです。(^^;
 また、人間がやっと歩けるような細く険しい山坂道なのですが、ここへどうにやって墓石や石碑などを持ってくるのか…それが単純に不思議に思いました。
 車は勿論、重機も入り込めない場所です。ヘリで空輸でもするのでしょうか?(現代ならやろうと思えば、それも出来るでしょうが、その昔は…?不思議です…)
 花を供えして、線香をあげ、合掌して…今来た道を戻ります。

 小道を歩いていると頭上に蜘蛛の巣がありました。

 これは蜘蛛にピントがあっていませんね。(^^;

 途中、少しだけ出る車道のぶ~ことミルクを山の道から見下ろします。
 すぐに、そこから畑沿いの細道にまた入ります。

 また「彼岸花」です。開放まで絞りを開いてます。(^^;

 ようやく実家の近くの軽トラが走れるほどの舗装路へ出てきました。

 実家の近くでまた蜘蛛です。この日はまた沢山の蜘蛛に遭遇しました。

 なんの葉っぱだか分かりませんが、妙にきれいなグリーンに思わずレンズを向けてしまいました。半分壊れかけた古い蔵の軒下に生えていました。

 お水を飲んでから、庭先でミルクも休憩です。

 くりまんじゅうたちも家の中でお茶をいただきました。
 ぶ~こは2時からお勤めなので、30分ほど両親と話をして…帰ることにしました。

 庭のキャットテールがきれいに咲いてました。

 じゃあな、ミルク!また来るな!

 そう告げて、車に乗り込みましたが、ミルクも一緒に来たそうな顔をしてこっちを見てました。可愛いやつです。

 なので、近々、お客に招いて上げましょう。(^^)

 (続く・・・)

 <D40x+Tamuron SP AF28-75mmF/2.8>

2 件のコメント:

  1. Lovely blog and fotos, greeting from Belgium

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  2. Welcome.Thank you for comment
    Please Relaxedly. Greeting from Japan.^^)v

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