2008-09-10

マクロレンズなるもの

 タムロンの「SP AF90mm F/2.8Di [Model 272E」というレンズを知合いからお借りしました。
 このレンズ、巷では「伝説のマクロ」なんて言われているそうですが、なんだか見た目は、ちょっと「しょぼい」です。(^^;
 人様のレンズにショボイというのはあまり適切な言葉ではないですが、正直に言うと、何故か微妙なチープさを漂わせています。(^^; 金文字を使いすぎて、キンキラしすぎているのかもしれません。

 まっ、それはともかく、折角お借りしたのに、なぜかその見た目から食指が動かず、借りたまま、しばらくほっぽっておいたのですが、いつまで借りていられるのか…分からないし、なによりレンズは見た目じゃなく、その写りが何ぼのものですので、ならば、ちょこっと家の花でも撮ってみるかと…D300に装着してみました。

 まずは、「バーベナ」。商品名だとサントリーの「花手毬」(さくら)です。
 うぅ、等倍マクロだとこのサイズで写せるんですね。(といっても等倍でない)
 かなり小さな花びらです。花びら1枚2ミリほどです。

 初めての本物マクロの吐き出す絵にちょっと驚きです。(けど、どこにピンを持っていっていいか悩みます。)

 朝顔…
 90mmなので、少し離れた位置から撮ってます。なんだか、少し絵画チックですね。

 夏の定番、ハイビスカス・・・ではなくて、ムクゲの花です。
 +EV1.5くらい露出補正しています。白飛んでますが、まあ夏なので…(^^; (意味不明?)

 逆に露出補正をアンダーに振って、「サルビア」の花。
 小学校には必ず咲いていて、子供の頃、この花の蜜をよく吸いました。(笑)
 場所で言うと、南舎の玄関の前辺りです。(笑)

 ほうき草…
 もう少し、ふわふわとした柔らかさを出したかったのですが、シャープになりすぎて逆に硬そうになってしまいました。 もちろん、単に腕がないだけです。(^^;

 そして、最後にもう一枚、朝顔。

 ピンを上の花に当てるか、下の蕾にあてるか、一瞬、悩んで蕾にフォーカス当てました。
 あとで、両方の写真を撮っておけばよかったと思ったけれど、これはアフターカーニバル!
 こういうところが間抜けです。>くりまん

 すべて、手持ちでの撮影です。
 実際、手ぶれと被写界深度の浅さにびびり、あまり深く寄れませんでした。

 でも、マクロレンズというのも面白いですね。
 やばい・・・(^^;

7 件のコメント:

  1. マクロレンズは、書類等のコピーの為に開発されたものですが、いつの間にやら、そんな事には使われなくなりました。
    シャープな写りは、二線ボケとのトレードオフと言われていますので、絶品のボケは開放ではそれほどシャープでないレンズなのかも?
    絞れば、けっこうシャープですけど。
    272Eが、名玉と言われる所以はそんなところにあるのかな?とおもったりして。
    さて、Nikon用に、モーター内蔵のが出ましたね。
    私は、マクロはSIGMAの50mmしか持っていませんが、90mmなら Voigtlander APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus(名前が長い)で代用します。
    50cmまで寄れますので。
    フジヤカメラで2.5万ぐらいでした(MFですがもちろん新品)
    Nikonマウントも有りますが、CPU内蔵では無いのが残念です。

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  2. >さて、Nikon用に、モーター内蔵のが出ましたね。

    えっ!と思ってタムロンのサイトを見てみたら、9月27日発売予定とありました。
    となると、モーター無しが「処分価格」で放出されるとか…(笑)

    ありがたいような、ありがたくないような(笑)情報をありがとうございます。m(__)m

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  3. いっちゃってください。
    マクロ沼は心地よいですよ。
    ずぶずぶ入ります(笑)

    三脚・自由雲台・マグニファイアー・微動雲台・レリーズ・リングライト...
    いや、手持ちでも面白いですよ。
    私はたいてい手持ちです(50mmなので)
    今、35mm MACRO Limited が欲しいです。

    マクロでしか撮れない絵があります。
    比較的簡単に...

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  4. 目の前には大きな「沼」が広がっています。
    身だけを乗り出し、少し中を覗いて見ましたが、底が見えません。水は濁り、かなり深そうです。
    多くの人はその水辺で遊んでいます。
    けれど、眼を凝らしてよく見ると、その沼の中に身を投じて、泳いでいたり、渡っていたり、潜っていたりする人も大勢います。いや、既に水中でおぼれている人もいらっしゃいます。けれど、何故か恍惚の顔で・・・想像ですが、きっと底には屍もあるのでしょう。(笑)

    なんとも不思議な光景です。

    くりまんがこの先進むには、この沼は非常に危険な感じがしています。けれどそこを迂回する道は今のところ見当たりません。(^^;
    「この沼危険、立ち入り禁止」
    立て札も一応立ってます。
    けれど、沼の中から「入っておいでよ!ずぶずぶ沈むよ!楽しいよ!」と誘う人もいます。既に沼の住人のようです。(^^;

    くりまんじゅうは・・・思案中です。

    それにしても、カメラ好きな方はどうしてこう同じ「沼」に引きずり込もうとするのでしょうか。(笑)

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  5. だんなぁ
    マクロ沼なんざぁチョロいモンですぜ!
    望遠沼にいらっしゃい。
    鳥見にいらっしゃい。
    3kg超のゴーヨンは軽いので手持ちでいけますとか、5kg超のロクヨンでも女の人が振り回していますよとか。
    先日友人が買った、ハチゴーロク(67用)は6kgありますが、三脚ともで装備は18kgという事です。
    恐ろしくて紹介なんぞできませんです、はい。

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  6. その恐ろしい沼は…
    まだくりまんじゅうの視界に入っていないので…当分先のようです。いや、その前に、素直に引き返す可能性が大です。

    くりまんじゅうは冒険家ではありませんので。(^^)

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  7. そうそう。
    私も出来るだけ近寄らないようにしてます。
    重さもですが、経済的にも難しいです。

    >素直に引き返す可能性が大です。
    そうそれが良いです。

    たぶん、鳥見の一番底に
    猛禽沼が有るのでは無いかと思っていますが、実は、もっともっと深い沼が有るのを知らないだけかもしれません。
    いつのまにやら、Canonの1D-IIIと、白い巨砲を担いで、東北の山中を...と言う事の無いようにしませんと。

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