テレ端300mm

　毎朝、出かける前にほぼ必ず行うこと（いわゆる日課っていうんでしょうか…）
　それは、その日、カメラに付けるレンズを選ぶこと。(^^;

　八月上旬頃まではカメラバッグごとドサンと車に積んだのですが、その持ち運びが次第に面倒になり…更に複数のレンズを持っていると、それをその場で交換出ちゃうという現実が億劫であり、もう一歩踏み込めば、そんな行為が実に「潔くなく」感じるわけです。

　なので、今では、朝付けたレンズのまま一日を過ごします。（勿論、ただ車に積んであるだけで一日が終わってしまう日も多々あります）

　35mm単焦点、50mm単焦点、90mm短焦点マクロ…こんなレンズが以前は多かったです。
　ズームは「撮る」ことの必然性がある場合だけ。けれど、18-200mmはあまりに便利すぎて「楽しくない」ので（最近はあまり）付けません。
　仕事でやっているわけじゃないのだから、「撮れなきゃ撮れない、撮れなくたって仕方がないじゃん！別にいいじゃん…へん、やってらんねぇよ～」の方が自分の美学というか流儀に合っています。

　で、ここ２、３日、くりまんじゅうがハマッているレンズ…というかお気に入りで付けっぱ状態のレンズは昨日、ご紹介した「AF Zoom-Nikkor 70-300mm F4-5.6G」。

　（えっ、ず～むじゃん！って突っ込んで下さっても結構です！人生色々、会社も色々、レンズも色々ですから…^^;）

　理由はいくつかあるのだけれど、まず最初に言わせて頂くのなら、なんたって見た目のチープさが実にいいです。(^^; ついでにプラスチッキーなシルバー色がぐっと泣かせてくれます。
　どこからどう見たって、まったく、全然、偉そうじゃない。（これ重要！）
　dakara、ヘタな写真を連発させても、「まあ、レンズがこれですから…」と言えるような免罪符が実にありがたいです。

　ついでに、ちょっとカメラをかじっている人が見たら、「あぁあぁ、貧乏人がカメラ（本体）を無理して買っちゃったものだから、レンズまでお金がまわらないくなっちゃたんだろうなぁ…あれなら、カメラはD90辺りにしておいて、レンズをAF-S VR Zoomにする方がずっといい写真撮れんのにな…これだから、やだなあぁ、素人は…格好悪りぃなぁ、恥ずかしいねぇ！」な～んてきっと思うだろうな…って思うことが、実は心の奥底に密かに秘めた「Ｍ」の血を騒がせます。（笑）

　まあ、実際、人になんて思われようが、そんなのいいんです。

　楽しいから…
　遠くのものが近くに見えるテレ端300mm…
　現在、くりまんじゅうの使い方はカメラじゃなくて望遠鏡です。何かを撮る為にズームアップをするのではなく、ズームアップしたレンズで覗いていて、何か見えたらシャッターを押す。まるで後だしじゃんけんのよう…であったりします。（笑）

　それから撮ることが目的じゃないのだから「軽い」ということも圧倒的に助かります。（実際500mmとかで同じような軽さ（これ重要！）で同じようなお値段（これもっと重要！）だったら、即買っちゃいます。）
　欲を言えば、このレンズ、D40xでオートフォーカスが効けば、もっともっといいのですが…

　まっ、しかし伯父からは、本当に「嬉しい」レンズを頂いてしまいました。
　シャープさの無さこの上なし。嬉しくなるような「ヌケ」の悪さ。妙に気になるボケのざらつき…
　でも、楽しいからそんなこと、いいんです。 小さい、小さい！

　ということで、本日も撮っちゃった「後だしジャンケン写真」がこんなやつ（笑）
　隣の市のお店にパートさんの面接に行った帰り道。ただ、電池を無駄にしただけのもの…とも言う(^^;

　長い象…

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　「まあ、レンズがこれですから…」（笑）