ひまわり･･･

　ひまわりと言って思い出すのはソフィアローレン主演の映画「ひまわり」。
　けれど、日本では1970年の公開だそうであるから、多分、ロードショーでリアルタイムに見たのではないと思う。

　実はくりまんじゅう、小学校の後半から中学生時代までいわゆる「映画少年」だった。
　なけなしの小遣いで、洋画の月刊誌「スクリーン」とか「ロードショー」を毎月買ってそれを読んで情報仕入れては、一人で高崎の映画館に行ったものです。
　しかも、見る映画はエンタテーメント性に富むものより、比較的難解で小難しいもの。
　どちらかというとアカデミー賞に選ばれるような作品。
　今、考えるとたぶん映画が楽しかったのではない気がする。
　きっと、そういう映画を見ている自分に酔っていたのかも知れない。だから、内容など殆ど覚えていない。

　無論、リアルタイムであろう筈もないが、「風とともに去りぬ」など、その上映時間の長さから、ただお尻が痛くて早く終わってくれないか、そればかりをひたすら念じていたことしか記憶にない。なのに、多分、少なくとも５回は見ている。

　『「風とともに去りぬ」は５回ほど見たけど…やっぱり何度見てもいい作品だよね！』

　クソ小生意気にこんなセリフが、ただ言いたいだけの為だったような気がする。まったくなんにもわからないのに･･･(^^;

　ソフィアローレン、生年月日は1934年9月20日だそうであるから、現在74歳。

　とすれば「ひまわり」時は35、6歳だったことになる。
　うーん、正直に言えば、物凄い「オバサン」に見えた。いったい、この女優さんのどこがいいのだろうと子供心に不思議な気がしたものです。
　でも、やばい、既に現在の自分の方がもう「ひと回り」も上である。(^^;

　今、ひまわりを見るとソフィアローレンが凄い若く感じる。あの個性的な顔立ちが好みかと問われれば、また、それは別の話でありますが…(^^;

　そういえば、ホンダのゲンチャリ「ロードパル」のCM、たしかローレンでしたよね。
あの『ラッタッタ！』のキャッチフレーズで有名となったのCMです。

　正直に言うと、スクリーンやロードショーの中間ページ辺りにあった「青刷り」や「緑刷り」のページ…
　とにかく、一番最初に見たものです。（爆）

　＜ Nikon D700 + AF-S NIKKOR 50mmF1.4 ＞

　お写真は、雨が止んで薄っすら薄日が差してきたので隣の会社の駐車場に咲いていた「ひまわり」を撮ったものです。すごく背の低いひまわり…改良した最近の品種なのでしょうね。

　栗の実がもう生っていました。秋近しです。