2009-12-29

Ai AF Nikkor 85mm F1.8D お初!

 (軽井沢シリーズが続いてますが、今日はちょっと別ネタ^^;)

 12月21日。
 ニューレンズ、「Ai AF Nikkor 85mm F1.8D」初、実戦投入です。
 場所は「すみれが丘聖園」を中心にその南の畑と北の田圃、そしてお決まりのいつもの所。^^;



 この日、カメラはD700にしてみました。
 ファーストショットはDXのD300でしたが、35mm換算で約130mmはちょっとファインダーを覗いて画角的に馴れてないので、やっぱり長く狭く感じてしまい、とりあえずまずはFXのD700。



 この日、いつもより多く、約130回くらいシャッターを押してみて(汗)、「85mmF1.8D」の正直な感想を書くとすれば、「やっぱり微妙に設計の古いレンズなんだなぁ…」と思ったこと。

 条件がいいと物凄くいい写りをするのですが、逆に条件が悪いと笑っちゃうくらいひどい写りになります。



 特に逆光時のフレアが物凄い。
 ファインダーを覗いて見ただけでは、フレアやゴーストが出ていないのにシャッターを切るとドバッと出る。まさにドバッ!^^;
 ということは、開放時(ファインダーを覗いている状態)は出ないのだけど、絞った状況になると出るということですね。


 しかも出る場所が下(上)半分だったり右(左)半分だったり角(四隅)だったり…撮ってみないと分からないって感じです。
 で、画面に太陽が入ろうものなら画面は真っ白け!
 これは後日D300で撮ったものですが…例えばこんな感じです。
 ファインダーを覗いたときは、一切フレアやゴーストは確認できませんでした。
 けれど・・・^^;

 絞り優先モードで絞りF5.6です。 (-ev0.3)
 で、同じ場所からF値を10まで絞って撮ると今度はこんな感じ…
 露出補正等は変えていません。

 たははは、インドの山奥で修行した方が現れたのかと思いました。
 あっ、レインボーマンです。(汗)
 なので、このレンズ、逆光(気味)時、可能な限り絞らず撮るのが安全です。
 絞ったら何が現れるか予想がつきません。



 新しい「AF-S Nikkor 50mmF1.4G」とかとはまったく違うし、ナノクリコートされた「AF-S Nikkor 60mmF2.8G Macro」のような超絶的なノンフレア&ノンゴーストのレンズに比べると天と地ほど差があります。
 まあ、単にレンズのコーティングの問題だけじゃなく、やっぱり設計の問題なのだと思うのですが…(それとも単にくりまんじゅうのレンズだけの固有問題なのでしょうか?)


 ちなみに、順光時ならどんなに絞ろうとまったく問題ありません…
 というよりF5.6程度くらいに絞ると単焦点らしいものすごくいい写りをします。



 まあ、そもそもこのレンズを絞って使おうとは思いませんけど…
 背景をドバッとぼかして撮りたいから買ったレンズですから…
 なので、今回のお写真も遠景以外はすべてF2.2固定です。(汗)



 感度を拡張のL1.0の低感度にまで落として…(汗)
 ISO200じゃあピーカン時、シャッター速度1/8000秒でも遅すぎちゃうので…



 でも、癖はあるけど嫌いじゃないです。このレンズ。
 あばたもえくぼ。(笑)
 ついでに、撮ってみないと分からないというのが逆に福袋みたいでなんか楽しい。



 そもそも多少のフレアなんて後処理でどうにでもなっちゃうし…
 それに、しばらく使っていれば、癖も掴めるようになるでしょう。

 とはいえ、そんな癖を掴むより前に画角に馴れないと…
 ファインダー覗いて「うっ、近い!」と後ずさりすること度々でした。

 ということで、「Ai AF Nikkor 85mm F1.8D」のファーストインプレッションでした。

 < Nikon D700 + Ai AF Nikkor 85mm F1.8D >

3 件のコメント:

  1. hello... hapi blogging... have a nice day! just visiting here....

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  2. 「うっ、近い!」と後ずさりすること度々でした。
    「え」クリまんさんのお得意は180マクロじゃなかった?
    それが85で?
    もうこの位というイメージができあがっているんでしょうか?
    順光で撮影するとびっくりするようなピントですね。私も単レンズを付けてみてびっくりしています。ズームと比べると、安いレンズでも違いますから。
    しかし、とってみなけりゃわからないというのも面白いですが、いいカットと期待した時に限って変なのがでるものですよね。

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  3. kenさん、こんにちわ。

    仰るように180mmは、もうファインダーを覗かなくてもだいたいどの範囲が写るのか想像が出来るのですが、85mmはまだ画角の感覚がつかめていないので、写したい場所にレンズを向けてファインダー覗いて「うっ、近い!」となって、後ずさりになってしまいます。(汗)

    昨年はタムロンの90mmマクロをしばらく使ってましたが、貸し出しして約1年、もうすっかり眼が忘れています。(笑)
    きっと、眼が50mmの感覚なんでしょうね。

    単焦点レンズっていうのはある意味、その不自由さが味わいに感じます。
    撮れないものは撮らない!って諦めが早いのもいいです。(笑)

    撮ってのお楽しみも、まあ、仕事じゃないので…あら、残念ですみますから(笑)

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