桐たんす同窓会 NO3

　（桐タンス同窓会No2からの続きです…）

　中央高速道、駒ヶ岳SAに到着です。
　梓川SAでは北アルプスがその背後に見えましたが、ここ駒ケ岳SAではその名の通り、雄大な中央アルプスの名峰「木曽駒が岳」が見えます。

　といいたいところなのですが、サービスエリアからですと前の山が邪魔していて、ちょっとロケーションが悪いです。^^;
　SAの少し前（東京寄り）なら、向かって右手に本当に素晴らしい南アルプスの姿が見えたのですけどね。
　ちなみに右側の雪山がロープウエイで上がっていく木曽駒方面で、左側の鉄塔の立っている山は中央アルプス南端方面の鳥帽子が岳方面です。（たぶん^^;）
　まぁ、折角ですから、ズームアップして写しておきましょう。

　こんな感じと・・・

　はい、こんな感じ・・・^^;

　ここのSAは自然遊歩道や緑地、さらにはけっこう広いドッグランとかありました。
　でも、利用者はほとんどいませんでしたけど・・・^^;
　なんか、もったいないですね。

　駐車場も閑散として颯爽と駐車されたカッケー、ハーレーが目立っていました。（笑）
　あっ、バイクのことよく知らないのですが、ハーレーですよね。これ？

　で、駒ヶ岳（駒ヶ根）といえば、やっぱりソースカツ丼。
　この地のご当地（Ｂ級）グルメです。
　昔、昔、それまで、カツ丼というと煮カツを卵でとじたかつ丼の方が食べなれていたせいもあり「好み」だったのですが、駒ヶ根で初めて「旨い」ソースカツ丼を食べて、『うーん、カツ丼はソースカツ丼に限る』と思うようになりました。
　ただ、ボリュームが凄いんですよね。駒ヶ根のソースカツ丼って！（笑）
　まっ、カツ丼語り出すとなかなか琵琶湖に辿り着かなくなっちゃうので、興味のある人はここ「駒ヶ根ソースカツ丼公式サイト」を見てください。（笑）
　駒ヶ根がなんでソースカツ丼？ってこと説明してくれています。

　実際、加盟店のどこのお店で食べても美味しいけれど（と言ってもモチ、行ったことあるお店なんて5,6店で、とても全部のお店なんて行けないけれど^^;）、くりまんじゅうは「食事・喫茶ガロ」をお薦めします。しかもかなり強めにプッシュ！
　とはいえ、ここＳＡのソースカツ丼も実は侮れません。
　まだ時間がお昼前だったのでパスしちゃいましたが、もう少し遅い時間だったら久しぶりに「ソースカツ丼」いっちゃったかもしれません。（笑）

　まぁ、駒ヶ根以外の例えば伊那とかにも凄く美味しいカツ丼屋さんが揃っていて、伊那谷はカツ丼好きにはまさに天国の地なのです。（汗）

　続いて「恵那峡SA」です。やってきました、岐阜県！
　日本で三番目、いやもう四番目か・・・に長い恵那山トンネルを抜けて長野県から岐阜県に入ってすぐにあるサービスエリアです。

　ちなみに自動車トンネルランキングなんぞ書いておくと、一番長いのが群馬県と新潟県の県境、谷川岳をぶち抜く関越道の「関越トンネル」（11055m）
　続いて、数年前に開通した東海北陸自動車道の「飛騨トンネル」が10712ｍで第２位。
　３番目が東京湾アクアラインの「アクアライントンネル」でその長さは9610ｍ也。
　はい、8649ｍの「恵那山トンネル」はその次になるわけです。（笑）

　あっ、首都高速を含めると東京のど真ん中を走る「山手トンネル」（10900m）っていうのもあるので自動車道としては５番目になるかもしれないけど、これはトンネルっていうより地下道って感じなので微妙です。まぁ、そう言っちゃえば、アクアラインも同じだけど･･･^^;
　そんな恵那山トンネルですが、開通して既に３５年以上（開通時にはもちろん日本一）ですから、そこを通る怖さでは、まぁ日本一番でしょう。（汗）

　恵那峡ＳＡにあったスターバックスコーヒー！

　最近、SAにスターバックスが増殖しいる気がします。実際、けっこう、見かけます。
　でも、くりまんじゅう、いまだかつてスターバックス（スタバとかに絶対に略しません。死ぬまで略さないことここに宣言いたします！^^;）に入ったことはありません。
　問答無用に未体験です。

　勿論、コーヒーはとても好きなんですけど、いや「ポリシー」ってやつがあって、一生入らないぞ！って固く心に決めています。^^;
　えっ？どんなポリシーかって？

　それは云いません。（汗）
　だって、恥ずかしいから・・・^^;

　しかし、長野までは殆ど見かけませんが、岐阜に入るとやたらと「名古屋」の表示をみるようになりました。
　まぁ、当たり前といえば、当たり前ですが、それだけ名古屋に近づいたということですね。
　どうでもいい写真をすみません。（汗）

　そう言えば、岐阜県、特に多治見のあたりは暑かったです。さすが熊谷と日本一暑い街を競う街です。
　実際、５月だと言うのに車外温度計が「３３度」をさしてました。^^;

　中央道をひた走り、小牧JCで名神自動車道へと進みました。
　途端に交通量が激しくなります。さすがは東西の大動脈です。
　しかし、今まで何度も走っている名神ですが、今回、走りながら思ったことは「いやっ、濃尾平野ってのも意外に広いなぁ・・・」ってことと、木曽川をはじめとする「河もでかいなぁ」っていうこと。（汗）
　今では、大きく頑丈な橋が掛かっているけど、「江戸時代とかこの河を渡るのは大変だったろうなぁ・・・」と考えながらの走行でした。
　今の時代であれば、京都から東京へ行くのに険しい山道を行く中山道より、平坦な海岸沿いを走る東海道の方が安全に感じますが、その昔は東海道は男道、そして中山道は女子供の歩く道と云われた理由もわかる気がします。

　さて、次なるサービスエリアは「養老SA」です。
　えっ、ＳＡの話は飽きましたか？
　すみません。もう少し続きますのでご勘弁を！（笑）

　養老ＳＡ、はい、養老の滝のある岐阜県の養老です。
　ちなみに全国的には居酒屋チェーンの「養老乃瀧」の方ですが、こちらは長野県の松本が発祥の地。（笑）
　けれど、この地に伝わる「貧しいけれど一生懸命に働き親をいたわった親孝行な息子の伝説」にちなんで社名はここからとっているそうです。
　社是は「親孝行と勤勉」。
　うむ、見習わなくちゃいけません。^^;

　ふと時計を見ると時刻は午後１時半を少し廻ったくらい。
　８時半の出発だったので、ここまで約５時間ほど掛かった計算になります。
　でも、ここまでくれば大津まであと100キロ強というところでしょうか。
　じゃあ、ここでお昼でも食べるか！とレストランに入り、頼んだものがコレでした。

　はい、「名古屋風ナポリタン」です。^^)v
　いやっ、入店するまでは入口のディスプレイを見て「味噌カツ定食、食ぁ～べよ！」と思っていたのですが、一応、メニューに目を通していたら、Akikoさんの仰っていた「ナポリタン on 卵焼き」の名古屋風ナポリタンがあったので、「味噌カツはよく食べているし、まぁ、ブログネタにするにはこっちの方がいいな！」っていう実に打算的な考えで（笑）、こちらをオーダーいたしました。^^;

　やってきた「名古屋風ナポリタン」
　見たまんま、想像通りのお味でしたが、熱々で美味しかったです。（笑）
　ジューと音を立てるナポリタンにまわりにいたお客さん（多分、他県の人なのでしょう！）も「あれ、なんだ？」って顔で皆さん、くりまんじゅうのテーブルを注目していました。
　しかし、その中で写真の撮ることの精神的プレッシャーはキツかったです。^^;。
　特にすぐ隣の席のカップルの視線がとても気になりました。
　かといって、せっかく頼んだのにコイツを撮らないわけにはいかないし・・・

　困ったものを頼んでしまったと思いつつ、さらに周囲の視線を気にしつつ（笑）、一瞬の早業でワンシャッターだけ切ったのが上の微妙にピンが甘いお写真です。（汗）

　ただ、既にコメントでAkikoさんから「サービスエリアのやつだと火が通り過ぎになっているのじゃないか。やっぱりナポリタンは喫茶店で！」とご指摘を頂いたように、確かに卵焼きに火が通り過ぎていたことも事実でした。
　まぁ、熱を入れた鉄製のお皿なので、余計に火が通るのかもしれませんが、でも、焼き過ぎであろうが旨けりゃ文句はありません。

　さ～て、そろそろ行くか！とレストランを後にして駐車場に向かう途中、このカレーパンが気になってつい一つ買ってしまいました。（笑）
　いやっ、もの凄く旨そうに見えたのですが、まぁ、食べてみると案外「普通」でした。（爆）

　再び三たび、車に乗り込み、東西対決でかの有名な「関が原」を過ぎればいよいよ本日の目的地のある滋賀県です。
　大きな山容の伊吹山を右手に見ながら米原を過ぎ、いよいよ琵琶湖の近くへまいります。
　そして「次なるSAは多賀か？」と思ったのですが、なんかお腹が一杯でもうSAに寄りたくなくなってしまいました。（汗）
　でも、「すべてのSAに寄る」ってのがこの日の課題。
　男子たるもの一度決めたことはやはりやり遂げなくてはいけない。それが日本男児ってもの。
　けど、もうSAはいい。だいいち、多賀SAって琵琶湖が見えるわけじゃないし、あんまり面白いSAじゃないって知っているから、やっぱり寄りたくない。（笑）

　うーん、葛藤です。葛藤ってやつです。^^;

　で、結局、その男の葛藤に折り合いをつける為に、急遽、多賀SAの３キロ手前、「彦根IC」で高速を下りることに致しました。(爆)

　いや、高速を下りてしまえば、多賀SAに寄れない。
　そう、寄りたかったのだけど物理的に寄れない。だから、仕方がない。

　そんな大人の身勝手なご都合です。（大爆）

　国宝名城「彦根城」の石垣ですが、信号待ちで撮っただけです。^^;
　彦根城には何度か行っているのでそのまま素通りして、琵琶湖湖岸道路へと車は進みました。

　ちょっと疲れたので、本日もまたここまで！

　いやっ、そう言えば、彦根ICから彦根城までの道路はメチャ混みしてました。
　どの車も彦根城目掛けているのですが、駐車場が満杯で入れないので車がまったく動かない状態でした。
　そんな渋滞にハマったくりまんじゅう、ひょっとしてこれは「多賀SAの怨念か！」と密かに思ったわけですが、まぁ、そんなわけはないですよね。（汗）

　＜ Nikon D700 + AF-S Nikkor VR28-300mm F3.5-5.6G ＞