2012-06-01

藤の丘

 GWが終わった日の翌朝のこと。
 藤岡市(@群馬県)に「ふじの咲く丘」なる藤の名所があることを、三束雨さんのブログで拝見して、初めて知りました。
 季節はまさに「藤」の時期。GW中は目一杯仕事だったものですから、「じゃあ、ちょっくら見て来るか!」と、ぶ~こと一緒に行ってみました。

 それ、突撃!(笑)


 と、その前に腹ごしらえです。
 富岡の「冨久屋」さんという食堂です。
 駐車場に付いた時、既に時刻は2時を過ぎていたので、「げっ、お昼休みに入ってしまったか」と思いましたが、暖簾を片付け忘れていたようで入店出来ちゃいました。(汗)


 くりまんじゅうが頼んだのは「ワンタン・チャーシューメン」です。(笑)
 しかし、実はメニューにはありません。
 注文を取りに来たオバチャンに「ワンタン・チャーシューメンは出来ますか?」とお尋ねしたら「ワンタンメンンにチャーシュー乗っけるだけだから出来ますよ」と言われ、「じゃ~、それでお願いいたします!」と…(笑)


 で、ぶ~こはどか~んと「かつ丼」(笑)
 チャーシュー2枚とカツ1枚を交換しました。(汗)
 はい、ご馳走様でした。お腹一杯です。


 富岡ICで高速に乗り約30分弱。「みかぼみらい館」に到着です。
 「みかぼみらい館」というのはコンサートホールみたいな場所。その隣に「ふじの咲く丘」は隣接しています。
 しかし、GWが終わったというのに駐車場はほぼ満車。GW期間中はごった返すような人ごみだったことが容易に想像できます。


 で、まずは「みかぼみらい館」をちょっとだけ見学。
 「藤娘」がキャラクターなんですね。(笑)


 そして、藤です。
 藤の花に群がるようにクマ蜂が沢山いますが、基本的に大丈夫です。
 藤の傍の案内板にそう書いてありました。(汗)


 具体的に補足すると、蜂としては体が大きく、注意を表す黒と黄色のカラーリング、さらには羽音の印象も強烈な為に獰猛な蜂としてイメージされていますが、性質はきわめて温厚らしいです。


 基本的に、ひたすら花を求めて飛び回り、人間にはほとんど関心を示しません。
 さらにオスは、針が無いため刺せないそうです。^^;
 で、毒針を持つのはメスのみ。けれど仮に刺されたとしてもさほど問題ないそうです。


 「ふじの咲く丘」は市が管理する「藤の丘公園」内にあります。
 ちなみに「みかぼみらい館」は県営だそうです。^^;


 それにしても、「藤岡」っていう地名はもともと「藤がよく咲く岡」だったから藤岡ってのにしたのでしょうか?


 それとも、藤岡にちなんで「藤の咲く丘」をつくったのでしょうか…^^;


 そんな疑問が、ふと脳裏を過ぎり、ちょっと調べてみました。(汗)


 『わたしたちの地名』(上毛新聞社出版局)によると…


 「この岡には、強い縄になるクズフジやマフジが茂っていたのでフジ岡と呼んで取りに行ったんだと言う人もいます。」


 「また、伝説では、鎌倉時代に日蓮上人が幕府から罪を受け佐渡島に流された時、鎌倉街道を送られて来て、上野国鮭が岡に富士浅間神社を祭ったので、富士岡と呼んだのが始まりで富岡とまぎらわしいから藤岡と書くようになったとも言います。」

 確かに「富岡」と「富士岡」は紛らわしいです。(笑)


 しかし、「室町時代に平井城を根拠地とした関東管領上杉憲実に仕えた藤岡佐渡守秀行といういう武将が藤岡にいて、後に下野国の藤岡城に移ったことから、藤岡の地名は両方にあるのです。」というのが正解のようです。


 さて、写真の方はテキストとリンクせずに勝手に進んでしまいましたが、時間は午後の3時半から4時くらいで光が悪かったです。とても難しかった。^^;
 いつか、朝の斜光で撮ってみたいと思いました。


 ということで、1時間弱の「藤見物」でした。
 帰りは高速使わず下道で帰りましたが、そちらの方が距離的には全然近いので時間的にはそれほど変わりませんでした。^^;

以上

< Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.58-5.6G >

2 件のコメント:

  1. 桜もですが、藤もなかなか撮りにくいですよね。
    参考になります。
    すごく藤が良い状態だというのもありますが、藤の配分かなぁ?
    点景については同じものは無いので、あまり参考にできませんが。

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  2. 藤に限らず花は透過光で撮るのが好きなのですが、この日はちょうど午後の3~4時という中途半端な時間帯で、光が悪かったです。
    やっぱり朝か夕方に撮りたいですね。

    当初は180マクロかとも思っていたのですが、望遠マクロで花の状態が悪いと最悪なので、結局、28-300mmにしちゃいました。^^;
    状態はまぁまぁというところ。
    近くでじっくり見ると萎れ始めている花もありますが、遠目ではまぁ、鑑賞に耐えられます。

    棚から吊り下がっているので、しゃがみ込んで仰ぐようにレンズの角度を調整したことだけは憶えています。
    もし、なにかの参考になったのであれば幸いです。^^

    返信削除

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